相棒12-10 「ボマー」

年末、一足早く有休を取り海外へバカンスにでかけようとする享(成宮寛貴)だが、その道中、交番が爆破されるのを目の当たりにする。その近くから裸足で逃げ出してくる少年(大和田健介)を追いかけるが体には爆弾が巻き付けられていた! しかも取り外せない上、少年の首からかかったスマホのカメラで「JB」と名乗る男(宇崎竜童)に監視をされている! 享はバカンスどころかその爆弾少年と共に行動することに!
 警察を狙った爆破事件は、テロの可能性を孕んでいるため新公安部長(中村橋之助)が捜査本部に入ってきて、公安部と刑事部の合同捜査に発展! 公安外事課では世界的な爆弾魔が日本に入国したという情報を掴んでいた! 誰を狙ったテロなのか? 犯人の目的は一体なんなのか? 右京(水谷豊)は事件を聞きつけ捜査本部に混じって見えない犯人を相手に名推理を繰り広げていく!事件の全貌が見えない中、相棒二人が離れて別々に行動はするものの見事な連携を見せるのか! 狂気に満ちた犯人に隠されていた真実とは!
ゲスト:宇崎竜童、中村橋之助佐藤藍子大和田健介

お正月特番としては撮影も内容もここ数年のなかではスケール感がなく地味で凡庸。無理やり生活保護の問題を後半に入れた感じがした。単純な僕でさえ、ほぼ展開が読める内容であり不満が残り、時間が長い。中村橋之助さんに「大和田常務」まがいの狂気の表情を演じさせたかったのかな。宇崎竜堂ももう少しカッコいいシーン作ってやってほしかった。内村刑事部長がたいしたことなくてよかった。

終了後の劇場版Ⅲは孤島のミステリーも絡んでおもしろそうだ。神戸尊の姿も見えたし、伊丹が???気になった。(たぶん寝ていた、とかいうオチだと思うが)

(あらすじおよび写真は「相棒12」Official Webサイトからいただいてます)