虚ろな十字架 東野圭吾

一体どこの誰に「この殺人犯は刑務所に○○年入れておけば真人間になる」などと断言できるのだろう。殺人者をそんな虚ろな十字架に縛り付けることに。どんな意味があるというのか。(153ページ)
「死刑」について深く考える。人をあやめた者の償い方は?遺族の気持ちは、人生はどうなるのか?表紙は樹海のイラスト。