ファイヤーボール 原宏一

なかなか面白かった。“まつり”って人が協同生活をするなかで、必要があって生まれてきたものなのかもしれない。そして“まつり”のように理屈なく心が燃えるものも必要とされてるように思う。

リストラされた猛烈サラリーマンが、生み出そうとする「祭り」とは!?奮闘する彼のもとで、バラバラだった家族が再生していく。とびっきり熱くて、元気が湧いてくる感動の長編小説。