アイネクライネナハトムジーク

アマブラ鑑賞。

ベストセラー作家・伊坂幸太郎による小説を、三浦春馬多部未華子の共演、「愛がなんだ」の今泉力哉監督のメガホンで映画化した恋愛群像劇。仙台駅前で街頭アンケートを集めていた会社員の佐藤は、ふとしたきっかけでアンケートに応えてくれた女性・紗季と出会い、付き合うようになる。そして10年後、佐藤は意を決して紗季にプロポーズするが……。佐藤と紗季を中心に、美人の同級生・由美と結婚し幸せな家庭を築いている佐藤の親友・一真や、妻子に逃げられて途方にくれる佐藤の上司・藤間、由美の友人で声しか知らない男に恋する美容師の美奈子など周囲の人々を交えながら、不器用でも愛すべき人々のめぐり合いの連鎖を10年の歳月にわたって描き出す。映画の中でもキーとなる主題歌「小さな夜」と劇中音楽を、シンガーソングライターの斉藤和義が担当した。

タイトルの『アイネクライネナハトムジーク』は、オーストリアの音楽家ヴォルフガング・アマデウスモーツァルトの同名楽曲から採られており、「アイネ(ある)クライネ(小さな)ナハト(夜の)ムジーク(曲)」という意味がある。