笑うマトリョーシカ 早見和真

最初面白くて引き込まれました。

ラストは僕はうーん、だったな。

マトリョーシカの最後の最後の人形の表情は怖くて見られないなー(-。-;。

 

親しい人だけでなく、この国さえも操ろうとした、愚か者がいた。

四国・松山の名門高校に通う二人の青年の「友情と裏切り」の物語。
27歳の若さで代議士となった男は、周囲を魅了する輝きを放っていた。秘書となったもう一人の男は、彼を若き官房長官へと押し上げた。総理への階段を駆け上がるカリスマ政治家。
「この男が、もしも誰かの操り人形だったら?」
最初のインタビューでそう感じた女性記者は、隠された過去に迫る。

『イノセント・デイズ』の衝撃を越える、そして、『店長がバカすぎて』とも全然違う、異色の不条理小説が誕生。