時代屋の女房 1983

東京・大井町界隈で古道具屋“時代屋”を営む安さん(渡瀬恒彦)のところに、突然日傘を差して猫を抱いた謎の美女・真弓(夏目雅子)が現れ、時代屋に住み込んできた。一切の素性を語ろうとしない真弓を安さんはこころよく受け入れ、やがて二人は夫婦のように生活していくが、ある日真弓は突然姿を消した……。

夏目雅子さんが亡くなる2年前の在りし日の作品。

バブルになるちょっと前の日本の雰囲気なのかな。何かしらもわーっとした世界観。
真弓が時代屋に猫の“あぶさん”とふらっと来る。白いワンピースが印象的。「涙壺ってどうやってつかうのかしら」というポーズがこの写真。
カーリーヘアのもう一人の真弓(夏目雅子の二役)はなんだったのか?
「夕鶴」の“おつう”のような存在だったのか。

このあと1985年にも映画化。
このときは安さん役は古谷一行、真弓は名取裕子
2007年のドラマのときは、安さんは映画と同じく渡瀬恒彦、真弓は大塚寧々。