主よ、永遠の休息を 誉田哲也

通信社社会部の記者・鶴田吉郎は、コンビニ強盗の犯人逮捕を偶然スクープ。現場で遭遇した男から、暴力団事務所の襲撃事件について訊ねられた吉郎は、調査の過程で、14年前に起きた女児誘拐殺人事件の“実録映像”がネット配信されていたことを知る。犯人は精神鑑定で無罪とされていた…。静かな狂気に呑み込まれていく事件記者の彷徨を描いた傑作、待望の文庫化。

ウゥ、暗い、救われない。
幼女を暴行し、その場面を撮影、ネット上に公開するという異常者の話がベースになっている。
その犯人の供述が実際とずれているのが精神異常のせいとなり、刑が軽減され、犯人はすでに留置所からはでてきている、、、。
犯人に噛まれたという耳の傷が真相の決め手となりました。
ストロベリーナイトのepisode0的な話にする予定もあったと聞くが、これはやめておいて正解でしょう。
この救いの無さには正直疲れました。