34丁目の奇跡 1994

47年のジョージ・シートン監督作品「三十四丁目の奇蹟」を、J・ヒューズがリメイクした作品。クリスマス。NY34丁目のデパートに現れた“サンタ”を巡って巻き起る騒動を描く。

「サンタクロースはいるのか?」という裁判が行われた。
判事は、紙幣に印刷された「我々は神を信じる」という文が赤く囲まれているのを見て、「アメリカ国民と政府が認めた紙幣に神の存在がしたためられている。よってサンタも存在する!」と言い放つ。

クリスマス気分を味わうのにはいい作品だね・・・という感想を持ったが、
1947年のオリジナルを知っている人でこのリメイク版はストーリーがひどい、と言っている人もいるようだ。
リメイク版のサンタのおじさんは、この人ひょっとして本当にサンタクロース?という人がやっているのだが、旧版は明確に「サンタクロースではないのに自分がサンタだと言っている精神異常のおじさん」が主人公らしい。また裁判の結論は判事の情に訴えるものではなく、理詰めで「サンタはいる!」となるところが感動ものらしい。うーむ、見てみたい。