風が強く吹いている 2009

寛政大学4年生のハイジはある日、貧乏な新入生カケルを陸上部の寮・竹青荘に連れてきた。カケルはかつて天才ランナーと呼ばれたが、今は陸上部に所属していない。竹青荘の寮長も務めるハイジはカケルに対し、陸上部入部などを条件に家賃格安の竹青荘への入寮を許可。そしてここからハイジの野望が始動する。それは寛政大学陸上部で箱根駅伝に出場すること。ハイジは長距離専門の竹青荘メンバーらを徐々にその気にさせていき……。

んまあ、箱根駅伝に出られるということはこんなに甘いもんじゃない!
ということは置いておきましょう。

箱根で10区のハイジが膝の故障でストップするのだが、そのあと普通にまた走り出し、そしてまたダウン。
足をひきずりながらゴールイン!
「残念、でもみんなで頑張った」という結末かと思ったら、こんだけ倒れて、休んでも2秒差で逆転し、シード権獲得?ダウンしているときに後ろから他大学のランナーが一人も現れないのはなぜ?ライバルだった東京国際大の榊くん(五十嵐隼人)はあんだけ大きなこと言っておいて、ハイジに抜かれ、そのまま?
出てくるライバルとも、同じ区間を走ることもなく、対決の盛り上がりにかける・・・

マドンナのハナちゃんの絡みがほとんどなく残念(水沢セレナも可愛い)。

爽やかな映画、ではあるが、「スポーツ・友情っていいな」という以外の感想はちょっと浮かばないですね。
原作ではもっと一人ひとりの登場人物について掘り下げていて、泣ける?らしい。
時間があれば読んでみたい。