豚のいた教室 2008

学生のとき、中野区の鳥山敏子先生のニワトリを飼って食べる授業「いのちに触れる」が注目されたが、この映画はその授業を知って、そのあと教師になった方が実際に行ったことを映画化したとのこと。妻夫木聡が新任の先生。出演した子供たちには実際の話の結末や台本を渡さずに、ディベートをさせたのを撮った様子。だからドキュメンタリーの部分も挟んだ作品となった。Pちゃんをめぐって、食べるのか食べないのか? 最終的に、Pちゃんを含め、みんな小学校を卒業したわけだが、この経験をした子供たちは命の尊さを知ったのだろうか?ごはんを食べるとき「感謝」の念をもった子供たちはいたのだろうか。