陰謀のセオリー 1997

メル・ギブソンジュリア・ロバーツ共演のサスペンス。記憶喪失のタクシー運転手と司法省の女性弁護士が、巨大な陰謀に巻き込まれていく。

 ジェリー(メル・ギブソン)は、被害妄想のあるタクシードライバー。客を乗せても政府の話や暗殺の話など危ない話をしゃべり続ける。家に帰ると「陰謀のセオリー(conspiracy theory)」と言うニュースレターを定期的に発行。
 敵に襲われたときにわかったのだが、彼の家には身を守るための仕掛けがたくさんあり、鍵があちこちにかけられている。(冷蔵庫にも鍵があり、冷蔵庫に保存してある食材の入れ物にまで鍵がかけられている)
 ジェリーは何者なのか?なぜ彼は命を狙われるのか?が映画の見どころ。アリス(ジュリア・ロバーツ)も実は何か知っているのではないか?と思って観ていた。
 うーむ、もう1回、どんでん返しがあるのでは?と思ったが、そのまま終わってしまったのが私にとっては残念。最後まで観てちょっとソンした感があった。

ジェリーがつかまって拉致され、洗脳されるシーンは気味悪かった。この博士役が、パトリック・スチュワートX-MenのプロフェッサーXのイメージが強すぎて、ジェリーをX-menに改造するのかと思ったよ。