あなたの本 誉田哲也

コンセプトや統一テーマがあるわけでもない短編集。世にも奇妙な物語に近い感じだ。
「天使のレシート」コンビニの憧れていた店員さんは本当の天使だった。タッチが読みやすく、ハッピーエンドを期待したが。残念。
「あなたの本」親父の書斎にあった、この本にはこれからの僕の人生が書かれていた。僕はその内容をあえて読まないようにした。でも、読んでたら良かったことが、、、。
「見守ることしかできなくて」これが一番よかったな。読後感も爽やかで。フィギュアスケートを頑張る彼女を応援する僕。でも僕の家が火事になり、、、。

文庫になる時は別なタイトルになってるかも。