休暇 2008

死刑囚を収容する拘置所で働く刑務官の平井は、シングルマザーの美香と結婚することに。死刑執行の際に死刑囚の支え役を務めれば1週間の休暇がもらえると知った彼は、新婚旅行へ出かけるためにその役を引き受けるが……。「闇にひらめく」などで知られる作家・吉村昭の短編を基に、死刑執行に関わる刑務官の苦悩と葛藤を描き出した社会派ドラマ。出演は小林薫西島秀俊ほか。

原作 吉村昭の小説を映画化。

西島演じる金田は独房に入り込んだ蟻の命も奪わない、絵が好きな囚人。
何回か独房の朝に看守が訪れる場面か出てきていたので、ある朝、足音が複数聞こえ自分の独房前で止まった時、それは判るんだな。

結婚式後、旅館での朝、おねしょしてしまった連れ子の足を抱きしめ、ごめんな、、、っていうのは金田への言葉だったんだろうな。

三人で生きていくシーン。静かな映画の中で最後に力強さを感じました。