自家製麺 てんか 京急鶴見

 汁なし坦々麺の人気店。店構えは歴史を感じる。自分の家の1階をお店にしているのかな。開店直後ですでに外で2人待ち。店のなかは8人くらいのカウンター席。外待ち席が3人くらい。そのおかげでしばし観察できた。
 小さい券売機のところに「中学生以下のお子様はお断り」「辛さに弱い方は事前に」等の張り紙。また「製麺室」と書いた部屋がある。さすが自家製麺。しばらくすると、昔お姉さんだった女性がにこやかに食券回収、代わりに番号札をくれる。特製の人はこの時点で「温玉」か「味玉」か聞かれるようだ。

汁なし坦々並750,小700、大850円
特製汁なし並950,小900、大1050円 この200円の違いは味玉と角煮だ。

 まもなくして番が来て、着席。開店直後の客の食べた後の丼が赤い!
ほどなくして着丼。カイエンペッパーの赤におおっ(心の中で)となる。トッピングは、味付き肉味噌、ピーナッツ、ゆでキャベツ、青ネギが盛りつけられてるが、それをまずは混ぜ混ぜする。昨今では「まぜそば」のたぐいだ。(写真参照)
 食べ方の指南が書かれているが、7〜8割食べたところでスープ割をオーダーする。丼ごとわたしてスープを入れてもらい、坦々麺のように食べるんだと。その食べ方に沿って食べよう。
 麺はごわごわした太麺。ナッツや青ネギが混ざるので、口の中もさほど辛くなく美味しく食べられる。半分ほど食べると、確かに単調になる。ここで何か味を変えるものあるといい感じだ。味的にはコクを出すものがいいな。特製だと、温玉(味玉)、角煮がそういう役割になるんだろうな。チーズトッピングとかできるようにすると、頼む人いるかも。
 スープ割を頼む。丼をお渡しし、戻してもらうと、見た感じ「中本」。ちょっと味わうには具を食べすぎたかな。7〜8割食べたところでなく、6〜7割食べたくらいがいいのでは?(そんなに変わらないか)
 
 この麺、夏にガッツ入れて食べるのにいいかも!(冬は…?)季節が変わったら来てみようかな。(駅からちょっと遠いのが難点)

(PS)僕の2人後に、いわゆる“バカップル”が来店。来店してから「私、あまり辛いのNG」とか言ったり、丼が出てきてから彼と丼の記念写真を撮影したりしてる。僕や他の客はみな(たぶん)「なんだこいつら...」と心のなかで思っていた。すると、まもなくして彼の方が「ああっやっちまった...!」と一言。見ると、麺をすする際に、ペッパーの赤い汁が彼の白いシャツにほどよく(?)飛んで、いい模様のようになっていた。僕や他の客はみな(たぶん)「神様ってのは人の行いを見ているんだな」と心のなかで思い、フフッと笑ってしまった。←気の毒ではあったが...(;一_一)