ジェノサイド(上下) 高野和明

文庫で読む。途中から引きずり込まれて、ドキドキはらはらしました。「脱出」「生死」の事件については物語の都合上、乗り越えられるとは思いましたが、最終的に世界はどうなってしまうのか?それがどう書かれるのかに興味を持ちました。
しか〜し!その点は最後に残念。ほとんど書かれなかったことに不満!
でも親子の関係、米国の戦争について、新薬の開発について、色々と考えることが多く、
エンタテインメント作品としては確かに面白かったです。