ものすごくうるさくて ありえないほど近い 2012

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(原題: Extremely Loud & Incredibly Close)は、2011年のアメリカのドラマ映画。ジョナサン・サフラン・フォアによる同名小説を原作とする。
  オスカーと父は、親子であると同時に親友だった。父は少しばかり繊細で生きることに不器用なオスカーを、その個性を壊さずに導いてくれる頼もしい師でもあった。そんな二人を優しく見守る母。ところが──9.11が最愛の父を奪ってしまう。オスカーは父が遺した一本の鍵に、最後のメッセージが込められていると信じ、鍵穴を探す旅に出る。鍵の入っていた封筒に書かれた文字に従い、ニューヨーク中の“ブラック氏”を訪ね歩くオスカー。やがて謎の老人が同行者となり、いつしかオスカーの辿った軌跡は、人と人をつなぐ大きく温かい輪になっていく。ついにオスカーは、鍵の真実とめぐり会うのだが──。

 父親役トム・ハンクス、母親役サンドラ・ブロック。子役のトーマス・ホーンはクイズ番組に出場し優勝した際に「なぜ北京語を覚えたの?」という質問に対して、「北京語は世界で一番話されている言葉。これを覚えたらより沢山の人と友達になれると思ったから」という返答。監督がこのやりとりを見て、この子しかいない!と思ったそうだ。

 父と子、だけでなく、父と祖父、祖父と子、母と子、それぞれにじんわりと来るものがありました。
 このタイトルは、オスカーが父親との宿題だった「報告書」のタイトルにした言葉。

 映画の番宣(2分30秒バージョン)にU2「Where The Streets Have No Name」が使われているが作品とは関係ない。