花嫁の父 Father Of The Bride 1950

撮り貯めしておいた映画を鑑賞。娘のケイ役にエリザベステーラーきれいです。

最愛の一人娘を花嫁として送り出す父親の悲喜こもごもをユーモラスに綴るハートフル・コメディ。主演はスペンサー・トレイシー、花嫁役は当時18歳のエリザベス・テイラー。監督はヴィンセント・ミネリ。とうとう愛娘のケイが新婚旅行へと旅立ってしまった。すっかり全身の力が抜けてしまった花嫁の父スタンリー・バンクス。彼の脳裏に、ケイが突然結婚を口にしてからの怒涛の数ヵ月間が甦る…。

映画の冒頭は娘の結婚式を終えたパーティー会場(自宅です。アメリカの裕福な家庭)
力の抜けた父親の語りから始まる。

ある日、突然のこと、娘が結婚宣言をして、結婚式までの数々のエピソードがある。
娘が新婚旅行に行かない!と言い出したときの喜び、フィアンセが迎えに来た時がっかり。。。
結婚式の前日には悪夢を見て・・・娘を持つ父親とはこういうものか。
一方娘も式当日のことを思うと眠れないでいた。「安心しろ」と強がり去勢をはる父親。
ところが、当日の娘の堂々としたふるまいを見て・・・娘を送り出す意味を理解し、どっと落ち込む父親。
式でも家でのパーティーの最中でも、あわただしく娘に声をかけることもできなかった父親。
ここで冒頭のシーンに戻り・・・妻とレコードでも聞こうかというところで・・・娘からの電話。
ようやくさようならが言えた父親。「娘はいつまでたっても娘なんだ」とうなずき、妻の手を取りダンス・・・。
いい映画でした。

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