ボニートボニート 武蔵小山

スペイン語で「鰹」がボニート。ボニートニートは“カツオだらけ”という意味。

無化調を貫く店主。メンマも太くて筍の風味を生かしている。チャーシューも周辺を焦げ目つけ厚く焼き、その都度切って載せてくれる。あとはかいわれとワカメ(かつおの妹?)。

 醤油つけ麺(850円)のスープはシャバシャバ系、そこの方をすくうと鰹の削り節が入ってたりもする。でも、出汁と節が生きてる。程よい醤油の甘みが刻みネギが一緒に麺に絡んできます。・・・うまいです。個人的にはお酢や一味唐辛子入れてもいいかなと思うけど、あえて“ボニート”で行きたい。
 麺も中細ストレートでこのつけ汁に合う。でも、もう少し太くてツルシコ系も試してみたいところ。割スープはタイミングみておかみさんが小さい容器で持ってきてくれる。

 鰹スープ、無化調は手がかかるんだろうな。チャーシュー、メンマも仕事してるんだな。ということで850円。CP的に高いとは思わなかった。

 さっぱりと食べられるが、奥深い味がパワーを運んでくれる気がする。


(PS)この店に行くと、必ず途中にあるCDショップ「Pet Sounds」(ビーチボーイズの名曲を店の名にしている)に寄ってしまう。もう一度大学生になったら、この店でバイトしたい!品ぞろえがどストライク!で僕好み。ずっといたいところだけど、5分くらいで後にする。買いたくなっちゃうし!