相棒11-6 交番巡査・甲斐享

最初から夫が怪しさムンムンだったが、やはりそうだったか。
後半に右京が一気に犯人追求。話の構成としてはよくできた回ではなかった。

「刑事が私情をはさむことは決して許されません!われわれの仕事は犯罪者を捕まえることなんです!」
カイトに刑事に基本を教える右京。カイトは何人かの関係者や容疑者に思い入れをしてしまう。それでは冷静に捜査や推理することができなくなってしまう。ただ、右京はカイトを買っている。花の里で、父・石坂浩二の問いに
たいして「彼は人間の基本ができています」と。
そんなこともつゆしらず、悦子に「今の仕事が自分に向いてないと思ったらどうしてる?」と聞くカイト。
「享も頑張ってんだと思って私も頑張ってる」と悦子。

カイトの過去が明らかになるような回か?と予想していたのは外れたが、カイトの性格や、右京がカイトをどう思っているのかがわかった回であった。相棒11の6話めとしてはふさわしかったのかな。
次回は松尾貴史キッチュ)登場。