麺や一途 武蔵小山

2013年秋にオープンしたお店。後地(うしろじ)の交差点をスギ薬局の前を右に折れ、武蔵小山温泉を通り過ぎたくらいのところに紺色に大きな布地で店名が。(星薬科大に近いね)
 佇まいからして美味しそうです!おおっ、入るとフレンチの巨匠三名が腕を組んだ写真が。ここラーメン屋さんだよね(笑)フレンチの料理長を務めた三人がラーメンに挑戦した店とのこと。メインのラーメンは三種。各人の名前を一文字ずつ取ってメニュー名にしたとのこと。
他店にあまりない、カレークリーミィラーメン「利(とし)」800円にした。ランチタイムは小ライスサービスあり。待ってる間おしながき解説を読む。スープはフレンチのフォンドボーを使用。「利」は三日間煮込んで作るホテルカレーに生クリームを加えたスープのようだ。
 むむっ丼ぶりは少し小ぶりだが背が高い。
 若干泡立ったカレークリームスープのクリーム色に茹でた小松菜、紫玉ねぎスライスなどのトッピングも色合いがきれい。麺は中細ストレートでパスタに近いかな。うん、スープがまろやかで体に染みる感じ。これフォンドボーの奥深さか?(お前にわかんのかよ!?)
 鶏胸肉の薄切り肉はトーチで付けた焼き目が香ばしく柔らかい。カウンターの壺に入った無料のキャベツ酢漬けが箸休めになる。スープは美味しくて体に良い感じがして飲み干してしまった。カレーラーメンは「途(みち)」、醤油ラーメンは「卓(たく)」。サイドメニューも美味しそうだ。フレンチ料理を食べられる個室もあるようだ。
 少なくとも「途」「卓」はいただかねばなるまい。再来を誓う。