セミナー帰りに職場の皆さま6人と、どこか渋谷で...ということでチョイス。先待ち4人で並びました。ここは4〜5年前にまだ渋谷会館があったとき何回か来た店。その時と比べると列は全然短くなってた。けっこう「つけ麺」の"はしり"だったように思う。
720円で、小・並・中・大盛りが選べるシステムは嬉しいですね。小を選んだ人はトッピング1点が無料というのも親切。当時よく頼んでいたパターンと同じ「中盛」＋「野菜（100円）」を選択してしまった。
カウンターにはセルフで「魚粉」と「刻みタマネギ」。確かこれは以前はなかったな。流行りを研究して、変化に対応していったのだろう。
で...やっぱりこの太くて丸っこい小麦の味のする麺は美味しいですね！ちゅるちゅるすする感覚もよい。
んーただ、やっぱりこれはいろんなお店に行っていろいろ食べてるからかもしれないけど、節系に傾くなら、もう少しつけ汁がドロっとしてほしいし、シャバ系にいくのであればスパイスとか効かせてほしい感じ〜中途半端な感じがしてしまった。味も僕には少々甘すぎる感じだ。おそらく、今のつけ麺の流行りの店はこの「やすべえ」などの先駆者達を研究し、どこか個性的な味を作っていったんじゃないかなと思った。
逆にもう少し僕が自分の好みがはっきりしている奴だったら、卓上の魚粉と刻みタマネギ、お酢などを作って、好みで食べられたのかもしれない。
美味しい店だし、量の点でのサービスもよく、コストパフォーマンスも申し分ない。ただ既に、つけ麺の老舗になったなかで、今後、ずっとこのスタイルを堅持するのか、はたまたイノベーションを続けるか、難しいところだ。また、数年したら来店してそれを確認してみたいと思った。
